Article: Shrine system 論文:四十八社

An article (in Japanese) examining the one villages shrine system was previously published in Tohoku University’s journal The Bulletin of the Tohoku Culture Research Room.

「島守四十八社にみる地域と信仰―三戸南郷村島守地区の事例から―」という論文を 『東北文化研究室紀要』に載せられました。ここで、改めて紹介します。

論文の抜粋

三 島守四十八社の調査方法

小井川潤次郎は『是川・島守』(平成四年、東北プリント)の中で「島守四十八社の神々」に触れているが、これ以外に島守四十八社についての記述は僅かである。その大部分は地元で発行した郷土史などであり、例えば、昭和五十七年、「郷土の昔を語る会」が発行した『むかしっこ』(郷土誌)の島守四十八社のリストには、四十八神仏が列挙されている。このリスト作成時の昭和五十一年に、島守地区では村の長老達の男性を十三名集め、「島守四十八社に関する協議会」が開催されている。その結果、島守四十八社がどこにあるか何の神が祀られているかということを聞き取り調査し、島守四十八社のリストが完成した。このリストは内容的には詳しくないが、社の名・場所・摘要という三つの欄に分けられている。「場所」は字名または地主と考えられる人物の名前であり「摘要」という欄には神社の由緒や効験などが記載されているが、半数に関する説明はない。その後『むかしっこ』に載っていた島守四十八社の表に基づき、青森県の指導により「島守四十八社の会」が田園空間博物館の事業において神社の所在を確認する調査を行なった。筆者も島守四十八社に関する情報が少ない中で、同表に基づいて神社を回りながら、管理者および一般村民の島守四十八社に対する意識について聞き取り調査を行った。また可能な限り神社の棟札を記録して、管理者との繋がりを確認した・・・

「島守四十八社にみる地域と信仰―三戸南郷村島守地区の事例から―」 『東北文化研究室紀要』 第四十五集, 2004年3月, 頁45-71.

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